とあるワナビのいい加減に書かないと

小説の公募に投稿したいワナビのブログ。

だからタイトルを入力してください。

電子書籍を買いすぎて引き落とし金額がヤヴァイ。

 

 

 

どうも、茶色です。

 

 

 

ここ連日、仕事場でのトラブルが多くて非常に忙しいです。

おまけに気候が穏やかになってきている関係で冷房が効いていようが汗は出ますし二重苦です。

新人の教育も二度とやりたくない。

質問されてもどういう意図で尋ねてきているのか、それを理解したところでどんな意味があるのか、そもそもなにを言っているの、と思ってしまうことが多々あって、ほんと教育向いてない。ちゃんと説明はしてるし、自分なりに必要不必要の取捨選択も指導しているつもり。けれどもメモは取ってないし返事も曖昧な感じで伝わってるかは判然としない。

もーイヤ。

 

 

創作の話は、気がついたらもう4月も終わりに近づいていて、若干焦っている。

ほんとにただただラノベ楽しむおじさんと化していたんだな、と痛感。

なので今週の土日までにもう少し本を消化することができたら、その二日はもう読むことをやめてお話を考えることだけに専念しようかと予定してる。

いかんせん気分屋なのでどうなるかはわかりませんけどね。

 

予定は未定。

 

 

そんなこんなで、この二日で読んだ作品の殴り書き。

 

 ・家に帰るとカノジョが必ずナニかしています / 柚本悠斗

家に帰るとカノジョが必ずナニかしています (GA文庫)
 

 ・家に帰るとカノジョが必ずナニかしています2 / 柚本悠斗

家に帰るとカノジョが必ずナニかしています2 (GA文庫)
 

シリーズなんで、とりあえず1巻の公式あらすじ。

●孤高を極め、お一人様生活を謳歌する俺の部屋にある日、見知らぬ美少女・朱莉がやってきた。『レンタル家族』として一緒に暮らすため同じ高校に転校してきたらしく、秘密の同居生活がスタートしたのだが。「え?ナニもしていませんよ?」学校では優等生なのに家では俺の風呂を覗いてきたり、タオル一枚で迫ってきたり、おまけに人に言えないような趣味があったり。しかも二人の秘密がクラスメイトにばれてしまい、徐々に破綻していく俺の理想のお一人様生活。マジで勘弁してくれ…俺の生活どうなっちゃうの?●

Amazonより引用。

 

楽しんでたのか普通に2巻も購入して一気に読んじゃいました。

公式のあらすじだと内容があまりきれいに伝わっていない気がするから少しでも助力できればと私なりのあらすじを書きたいところなんですが、いかんせん通して読んだものだからなんて説明したものかと悩んで、結局、書かないことに決めた。

とりあえず2巻のあとがきで書かれていたのですが、これ以上の続巻はないみたいですね。作者自身が残念だと言っておりましたが、やはり人気の問題なのかなあ。売れなかったのか。

個人的にも非常に残念です。普通におもしろかった。

ヒロイン候補的なキャラがみんな魅力的なんですよねー。やや極端な気がしなくもないけど。

というか、もともと感じていたことがこのブログでより痛感することになったんだけど、評価するときの語彙すくねーな。いや別に小説だったら語彙豊富ですなんて言うつもりも毛頭ないけど。知人の感想でも言語化できない気持ちとか多いもんな。ほんと申し訳ないと思っている。このへんも勉強しないとな。

脱線したけど、おもしろかった。そしてシリーズ終了が残念だ……。

殴り書きもこれぐらいあっさりしてたほうがいいかもしれんな。かといって意図して文量多くしているわけでもないから難しい。

 

 

 

 ・あんたなんかと付き合えるわけないじゃん!ムリ!ムリ!大好き! / 内堀優一

 ●高校入学から数ヶ月。大貫悟郎はその日、長いこと片思いをしていた幼なじみの美少女・杉崎小春に告白した。「小春!好きだ!俺と付き合ってはくれないだろうか!!?」「いや、無理ですから」この一言であえなく玉砕!さらに小春は何を思ったのか悟郎に、「悟郎、あんた彼女作りなさいよ」とムチャぶりまでしてきて!?両思いなのに付き合えない!?一途過ぎる少年と本当は彼のことが大好きな少女の、どうしようもない青春大暴走ラブコメ開幕!●

Amazonよりあらすじ引用。

 

うーん。結末でかなり評価が別れる作品であるのは間違いない。

『決してハッピーエンドではなく、キャラに感情移入していたら絶望を味わう』

 みたいな意見もあるけど、うーん。

非常に気になるのは、この結末でシリーズ化をしていることなんですよね。これで終わりだったらまあわかる。けどこの設定のこの結末でシリーズ化って、どうあがいても…………ネタバレになるから言えないんですが。

いったいどうやって収拾をつけるのかは、ほんと気になるなあ。HJ文庫だけあって最終巻までUnlimited対象だから、まあ、読もうと思えばすぐ読めるんだけど、うーん。記憶に残っていればいつか読むことになるだろうなって感じかなあ。キャラに感情移入していたら云々って書いたけど、私はあんまり好きになれなかったんですよね。

というのも、ただひたすらに主人公が幼なじみスキスキーって描写が最初からあるわけですけど、この幼なじみにそれだけの魅力があるとはどうしても思えなくて。リアルでこういう女性いたらわりと本気で距離を置くってタイプだったせいもあるのか。好みの問題かな。

とりあえず、この作品が気になる方はレビューを見ないで読みましょう。

こうした種類の作品が好きな人というかある程度ミステリー読む人だったら「レビューを見ないで読みましょう」の言葉だけでどんな要素が含まれているのかある程度想像できちゃうとは思うんだけど。

 

 

 ・はじらいサキュバスがドヤ顔がかわいい。(2)~そ、そろそろ私を好きと認めたらどうですか……? / 旭蓑雄

 ・はじらいサキュバスがドヤ顔かわいい。(3)~あの、私も本気になっちゃいますからね……? / 旭蓑雄

 例に倣ってシリーズ物の続巻になるので、主な設定などは割愛させていただきます。

気になる方は1巻を読了したときの記事を読んでもらえればと思います。

ひとつ前の作品を読んだあと「んー、新しいのに触れるんじゃなくて、なにかの続き読みたい気分だわー」という状態になってしまったのでこの作品を選びました。

最初から一気に読もうと決めたものだから2巻と3巻を一緒に購入したんですけど、2巻だけでもよかったかもなー、というのが正直なところ。

つまらなくはないんですよ。けれども1巻の感想でも言ったような気がするんですが、この作品の魅力はヒロインの可愛さなんですよ。言ってなかったかな。

まあとにかく、そのヒロインの可愛さも同じようなパターンでしか展開されないとなるとさすがに食塩気味になっても仕方がない。

明確な対抗馬がいないのが問題なのかなー。それっぽいのは出てくるけれど、結果的にはまったく別の方向に突き進んでいたってオチになるからあんまり効果はないしな。個人的には1巻で登場した幼なじみをもっと活躍させてほしかった。2巻3巻じゃほぼ空気。びっくりするくらい空気。まあでもBL展開は個人的におもしろかった。

 あとがきではまだ続くよーみたいな雰囲気満載だったけど、長いこと音沙汰ないみたいですね。終わりかたからしても打ち切りって感じではなさそうなんだけど、なにかあったのかね。私はとりあえず3巻で満足、かな。

 

 

 

 

 ・青春失格男と、ビタースイートキャット。 / 長友一馬

第30回ファンタジア大賞の審査員特別賞を受賞した作品。

 ●高校に入学した日。野田進は桜の木から落ちてきた清楚系女子、宮村花恋と運命的な出会いをし、誰もが羨む高校生活を手に入れる。だが進は、そんな普通の幸せに満足できなかった。「あなたは、青春不感症なんです」そこに、エキセントリックな孤高の天才児、西條理々が現れる。彼女の言葉で、進の日常は甘くきれいに溶けだした。「私の足を舐めろ、です。大人の味を教えてあげます」友人も、家族も断ち切って、世間から孤立する。進と理々だけの秘密の共犯関係―“楽園追放計画”が始まった。目を背け、逃げ続ける。ふたりだけの幸せを信じて。●

Amazonよりあらすじ引用。

 

作者の特殊な性癖がうかがい知れる作品だと感じたのですが、いやー、おもしろかった。

つい最近なにかの作品の感想で「女性優位はあまり好きじゃない」みたいなことを言っておきながらこの作品はその範疇にあるのですが、普通に楽しんでた。

あらすじの「青春不感症」っていうのは、まあ友達と遊んでも楽しくなかったり、女性に告白されてもまるでドキドキをしなかったり、物事に対して興味や価値を見いだせていない状態のことを指しているみたいです。んで、なんやかんやあってあらすじのエキセントリックな孤高の女の子に主人公は隷属するようになるんですが、関係が始まってすぐに、衆人環視の中、女の子の足をぺろぺろして「背徳感やばいぞ! 興奮すんぞ!」ってな感じで、ドMとして開花しながら変態道を進んでいくっていうストーリー。違うか。

まあでも、基本ドMで変態でぺろぺろしてます。自分に告白してきた女の子が近くにいるのに、件の孤高の女の子のスカートのなかで太ももぺろぺろしてたりします。どういうこっちゃって感じなんですけど、とりあえず変態です。

そんな変態なだけの物語だったら公募で賞をいただけるはずもなく、ストーリーはしっかり組み立てられているのでご安心を……。

うん、好きでしたね。

やっぱりシリーズ物もいいけど、1巻完結のほうが基本的には好きなんだろうな。

良きでした。

他に作品が刊行されていないのを見ると、書けないのか売れないのか出版社とソリがあわなかったのか、いろいろ勘ぐっちゃいますね。

 

 

 

ほんとKindle買いすぎで残高がみるみる減っていく。

 

 自重しないと。

 

 ではっ。
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ここにタイトルを入力してください。

連休明けの仕事はとにかく出勤するまでがツラい。

まず起床するのがツラい。着替えるのがツラい。準備するのがツラい。

……仕事ツラい。

 

 

 

どうも、茶色です。

 

 

 

会社としてではなく、個人的な問題で出勤停止をお願いされるかも、なんてことを前回の記事で言っていましたが、本日、会社に件の可能性にかかわるお話をしたところ「うん、大丈夫大丈夫。仕事していいよ」との回答をいただきました。

 

うん。

 

なるほど。

 

わかりました。

 

…………出勤させていただきます。

 

上司「うん、大丈夫大丈夫。仕事していいよ」

私「あら(え?)、ほんとですか(冗談でしょ?)。ありがとうございます(?)」←

 

とっさに出た言葉だったけど「ありがとうございます」って社畜かな?

働かせてくださってありがとうございます、みたいな?

そしていま変換して気づいたけど、そもそも「社畜」って時代と共にできた造語でしたね。変換で出てこないから驚いたよおじさん。

 

 

そして今タイピングしていてふと思い出した以前の職場での出来事。

 

 

私「なにか会社に対して思うところないんですか? 不満とかそういうの」

同僚「いやー、ないですよ。働かせてもらってるだけありがたいですよ!」

 

 

実際若くて少年のような爛々とした瞳で語っていたので社交辞令とかではなく本心からの言葉なんだろうな、とそのときは思ったものですが、時間というのは非常に残酷で、彼はほどなく口を開けば愚痴しか吐き出さない人間に変貌してしまいました。

煌々としていた瞳はどんよりと仄暗くなり、ストレスからか、その身体は膨張するように肥大化していき、どこからともなくホモ疑惑が出て、そして彼は……Fin.

続きで会社HPで。

 

 

 なんのこっちゃ。

 

 

そんなわけで日曜日と今日読んだ本の記録的殴り書きです。

 

・同棲から始まるオタク彼女の作りかた / 村上凛

 ●彼女にするなら絶対にオタクの女の子がいい。さらに黒髪ロングの清楚系で、美少女系コンテンツが好きなら最高だ!なのになぜ!「あんたが言ったんだからね!?私を、オタク男子の理想のオタク女子にしてやる、って…!」俺の好みとは真逆の隠れオタクリア充ギャルの二科心と同棲することになってんだ!?「男性向け同人誌って、色々しっかり描かれてるんだ…」俺の同人誌を部屋に持ち帰るな!「早速写真撮ってくんない?」コスプレ、パンツ見えそうだぞ…。「これでウケ悪かったら恨むからね!」オタク男子はみんな童貞を殺す服が好きなんだよ!オタクとギャルの同棲協定ラブコメ!●

Amazonよりあらすじ引用。

 

印象としてあるときから「オタクとの恋愛」みたいなものが題材の作品が散見されるようになった気がするのだけれど、この作品もそんな内容になって……ます? まあラノベだったら昔からあったのかもしれないけど。

「オタク×ギャル」とは公式のあらすじに書いているけど、あんまりギャルって描写はなかったかな。単純に金髪にしていて容姿が整っているから主人公が勝手にギャルって言ってる、みたいな感じでしたね。この作者の他の作品を見るかぎり想像ですけど作者そのものが重度のオタっぽいんで、それが反映されているのかな、なんて。

派手で容姿がある程度整ってる=ギャル、みたいな。

偏見じゃなくて、あくまでイメージですよ、イメージ。

んで、公式あらすじだとあんまり内容伝わらないんで簡単に大筋を説明すると、自分と同じ「オタクの彼女」が欲しい主人公が高校生でも参加できるオタク限定の街コン的なものに参加したら件の同級生がいた、っていうところから始まります。それがなんやかんやあって同棲することになって、お互いが「自分と同じ重度のオタクの恋人がほしい」と思っていることから「男性オタクの求める理想女性」と「女性オタクが求める理想男性」を教えあって望みの彼氏彼女を作ろうって行動するのが大筋。ここの部分なんですが、「男性が想像する女性オタクの理想男性」と「女性オタクが実際に思う理想の男性」との乖離がなかなかにおもしろいんですよね。もちろん逆も言えて「女性の想像する男性オタクの理想の女性」と「男性オタクが実際に思う理想の女性」も異なっていて、それを主要人物の二人が言い合って修正していく描写っていうのが個人的に面白かった。

細かい点でツッコミ所がないわけじゃないし飛びぬけておもしろいってわけでもないんですけど、なんか勢いで既刊全部買っちゃったんで続きも読むと思います。

他の作品挟んでからですけど。

 

 

 

 

・オタビッチ綾崎さんは好きって言いたい / 戸塚陸

第31回ファンタジア大賞の銀賞を受賞した作品。

 ●世の中にはどうしても相容れない奴がいる。たとえばあいつ、綾崎絵麻だ。クラスの中心、メイクはばっちり、いわゆるギャルという人種。…なのになぜ!「あたしは、ミカサちゃんが『ひゃうぅ』ってなるところを描きたいわけ」そんな奴と同人誌なんか作ってるんだ!?綾崎が隠れオタであることを知った俺は、イベントデビューに協力することに!「手始めにまず、あたしを襲って」俺は二次専門だから…「男に下着を選んでもらうとか、初めてだったんだからね!?」俺はデートする初めてだよ。「幼馴染ちゃんのパンツを覗いてきて。表紙にするから」他人を巻き込むな!オタクとギャルの創作青春ラブコメ!●

Amazonよりあらすじ引用。

 

これはものの見事に公式のあらすじですべてが物語られていると思う。

「キモオタ」である主人公とカースト上位のギャルで「隠れオタ」のヒロインが同人誌制作のために奮励努力するっていうストーリーですね。

公募で受賞をしているだけあって文章は安定している印象。構成に関してはやや唐突感が否めないというか、スムーズに起伏が作られてるって感じではなかったかな。

まあそれでも、普通に楽しめましたね。これまたよくある「キモオタ×ギャル」の構図って言っていい内容ですけど、それが受け入れる人は楽しめると思います。そしてこっちは一冊前の作品と違ってしっかり「ギャル」って呼称していいキャラクターでしたね。取り巻きもテンプレ的なギャルだし。

それにしても、小説のキモオタって難しいですよね。それも主人公ともなると。

漫画とか映像作品のようにビジュアルでキモオタ感を出すことできないですからね。一見して説明不要の「THE・キモオタ!」が小説じゃできない。普通のオタぐらいの印象にしかならない。かといってキモ要素を出そうと思ったら「デュフフ」とか「コポォ……」なんて言わせないといけない。そんな主人公いやだわ。

あとは、主人公とギャルの関係が対等(?)なのが新鮮だったかな。そうでもないのか? わからん。

落ち着いて楽しめる作品って感じでしたね。続きがあれば読みたいと思ったけど、売れなかったのか発売されてないですね。残念。

 

 

 

 ・シノゴノ言わずに私に甘えていればいーの! / 旭蓑雄

シノゴノ言わずに私に甘えていればいーの! (電撃文庫)
 

 ●お隣に引っ越してきたシノさんは、なぜだか知らないがワーカホリックな俺の世話を焼こうとしてくる。部屋に押しかけてきては温かくて美味しいごはんの用意、汚れ一つ見逃さない掃除洗濯。あまつさえ、膝枕に添い寝まで…。「あの、シノさん、そろそろパソコンを返して欲しいんですが」「家で仕事なんてしちゃ駄~目。拓務は何もしなくていいの!私にだらしなく甘えて快楽を貪っていればいいんだから」とにかく仕事がしたい俺にとっては厄介者でしかなかった。だけど最近、シノさんの待つアパートに帰ることを、どこか楽しみにしている自分もいて…。仕事がしたい天然社畜と、甘やかしたい彼女の甘々攻防コメディ。●

Amazonよりあらすじ引用。

 

こないだ読んだ「はじらいサキュバスがドヤ顔可愛い」と同じ作者さんで、同じイラストレーターの方が担当されている作品。

内容としては、超絶ブラック会社に勤めているのに一度たりともつらいとか思っておらず、むしろ快楽だと勘違いしちゃってるワーカーホリック状態の主人公のもとに謎の美女がやってきて、強引なまでにやたら甘やかそうとお世話をしてくるっていうのが大筋。

なんだろうな。この作者さんは悪魔が好きなんですかね。昨日の作品はタイトルのとおり「淫魔サキュバス」ですし、今作は「堕落の悪魔」が登場してるし。

立場というか権威的には女性優位なんだけど、人間である平凡の男性が半ば主導権を握っている、っていうシチュエーションが好きなのかな。まあそれは個人的にツボなんですけど。変な話Mじゃないんで女性優位ってあんまり好きじゃないんですよね。ギャルモノは別だと思ってるけど。

同作者の作品なんで比べさせてもらうと、昨日読んだ作品のほうがおもしろかったかな。今作は主人公が社会人なんで置かれている立場みたいなものには寄り添えるんですけど、異常なまでの性欲の希薄さというか理性の強さだったり、あまりにも人生に達観しているものだからちょっと違和感があったりするんですよね。あとは展開が少し遅いというか、中盤から後半にかけてある事実が明かされるんですけど、そこまでがちょっと遅滞してたかなー。そこからはかなりおもしろくて引き込まれたからもう少し構成を考えたらもっと評価高いような気がしなくもない。

んーでも、中盤までは「あー、なるほど」って気持ちだったのが中盤から後半にかけてで「続き気になるかもな」に変わったから……うん。おもしろいのは間違いない、のかな。難しい。

でもラストの主人公の心境に変化があった描写はすごい好きでした。

それだけでも続きが読みたくなる描写だったと個人的には思う。

少しでもキャラが好きになってればの話だけど。

 

 

 ・同棲から始まるオタク彼女の作りかた2 / 村上凛

 ・同棲から始まるオタク彼女の作りかた3 / 村上凛

 ・同棲から始まるオタク彼女の作りかた4 / 村上凛

 これまでの感想で「続き読みたい」と言っている作品はたしかに続き読みたいとは思っても購入まではしてなかったんですが、この作品は1巻の感想で記述したとおり「謎の勢いで既刊をすべて購入」してしまったので一気に読んじゃいましたね。これまた謎の勢いで。

例に倣ってシリーズものの続巻なので、主な設定とかは割愛させていただきます。

 

そんなわけで、簡単な感想。

2巻を読んでみたところ「あれ、なんか勢いで買ったの後悔してくなってきたかも」と思って。

3巻を読んでみたところ「んー、なんかもういいかなって感じになってきたような……」と思って。

4巻を読んでみたところ「うん、そうだよ。この展開を待ってたんだよ」となりました。

まず単純に気づいたのは、この作者はあんまり文章がうまくないんだなってこと。別に読むのに支障が出るとか、特別気になるレベルじゃないので問題ないですけど。それが読みやすさにつながっているような気がしないでもないし。平易な表現・言葉しか使われてないからかね。

で。2巻からちょっと微妙な気持ちになっていた主な理由としては、同棲しているキャラとの恋愛的進展がまったく見られないからなんですよね。私が求める部分がそこだっただけで、その範疇にない他の読者は感じないかもわからないんですけど、なんか、物語が進展しているって感じがしないんですよね。3巻ではお約束の「水着挿絵」もあるわけですけど、なんだろうなー、ただただ間延びしているというか、連載漫画の引き伸ばしみたいな印象を受けたかな。巻を追うごとにページ数も減っていて、力をいれて書いてんのかなって。あとがきはやたら長いんですよね。読んでないけど。

で、4巻の「この展開を待ってたんだよ」っていうのは、やっとこさ二人が意識し始めてるんですよね。同棲しているからこそのドギマギとかが描かれるわけです。それだよ、それ。といっても、ほんとにちょっとだけですけどね。最後の最後にちょこっとだけ。さきっちょ的な。

それも、あまりにも唐突なんですよね。いままで気づいてなかった自分の気持ちに気づいちゃった、みたいな部分が。明確な契機があったわけじゃなくて、急に嫉妬が始まるみたいな。これまでお互いに彼氏・彼女ができるように頑張ってきて応援してて、出会いがあれば協力し合ってたりもしたのに、唐突に嫉妬メラメラみたいな。

んー、さすがにちょっと違和感が拭えないかな。

でもまあ展開としてはやっとこさ望んでいたところに転がってきたので、続きは読みますけどね。きっと。

 

 

 

 さて。

 

 

 

とあるタイミングから公式のあらすじを引用するようになりましたけど、非常に楽。

だけども作品によっては自分でも書いてるから無駄に文字数を稼いじゃってるような気もする。

そもそもが最初のころよりも明らかに殴り書きの量が増えてるんですよね。見返してみると3~5行くらいだったものが10行以上とか普通にあるもんね。

これはあれかな。

文字を書くっていう習慣がついてきた、ってプラスに考えておけばいいのかな。

あんまりクオリティとか気にしてないから判読性低いかもしれんけど。

 

ま、一切書かないよりはいいのかな。

 

 

プラス思考プラス思考。

 

 

ではっ。
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特に進展もなく読んでばかりの日々。

iPhoneの電池寿命が限界……でもないけど消耗が顕著。

100%から50~60%に至るまで30分とかからない。どうしよ。

どうしよ。どうしよ。どうしよ。

 

 

どうも、茶色です。

 

 

 

仕事のお話なんですが、会社全体で休業ではなく、私個人の問題で出勤しなくていいって言われるかもしれない可能性が浮上した。

理由が理由なだけになんとも複雑な心境。

とりあえず月曜日に確認することになるかなー。

むしろなんで出勤してきてんだよって怒られる可能性もあるんだけど、仕方ない。

※私が発熱とかコロナの初期症状あるとかそういう話ではないです。

 

 

さて。 

 

 

なんというか、仕事もなく創作の進展もないとほんと書くことがない。

かといって平素から出不精でコロナの影響で外出を自粛しているわけでもないから、なにか事件でもないと私の日常っていうのは非常に薄味なんだろうな。

追ってる漫画とか見てる海外ドラマとかそういう話をすればいいのか。

それかプライム会員なわけだし読んだラノベのアニメを視聴してもいいし。

 

そういう楽しみ方もあることにいま気づいた。

 

 

まあ、そこまで気合を入れるようなブログでもなし。

元々は週に一回でも更新できればいいと思います、ぐらいの心づもりだったわけだしね。

 

気長にいきまっしょい。

 

 

そんな感じで、今日読んだ小説の殴り書き的メモ。

 

 ・好きすぎるから彼女以上の、妹として愛してください。 / 滝沢慧

 ●憧れのゲーム会社の高校生バイトにまさかの採用!そんな奇跡に浮かれていた俺・真島圭太に与えられた仕事は…究極の妹キャラ作りのために、「レンタルお兄ちゃん」をやれって!?しかも、契約した妹は学年一の美少女で、いつも俺にウザ絡みする片瀬初葉!?こんなの絶対バカにされる!と思いきや。「い、妹になれば、真島に可愛がってもらえるんだよね…?」抱っこ、添い寝、お風呂まで!?妹モードの初葉はなんでも言うことを聞くし、ベタベタ甘えてくるし、距離も近すぎて!?「けーたお兄ちゃん…大好きだよ」兄妹だったら、これも当然…なんだよな?秘密の兄妹契約いちゃいちゃラブコメ!●

Amazonよりあらすじ引用。

 

「好きすぎるから彼女以上の妹として愛してください」って、どういうこっちゃいって話じゃないですか。タイトルから内容を想像するのが難しいから気になってポチッた作品です。例に倣ってそれでもあらすじ確認しないで購入してるんですけど。

大雑把に内容を説明すると、かくかくしかじかで「レンタルお兄ちゃん」サービスでお兄ちゃんとしての仕事をすることになった主人公のところにクラスメイトや幼なじみ、さらには先輩までもが利用客ないしスタッフとして訪れる、っていうお話。大雑把だとね。んで、そこに個々としての主人公への強い恋愛感情だったり憧憬っていうのが介在していて修羅場が起きたりなんだり。

個人的にこの「レンタルお兄ちゃん」っていう発想がスゲーと思った。「妹モノ」でありながら、実妹でもなく再婚とかによる義妹でもないっていう状況がすごい。よく思いつくなって驚嘆させられた。知見が浅いだけかもしれないけどさ。

ところで結局のところ「タイトルはどういう意味なの?」ってお話になるんですが、んー、どういったらいいか。これまた簡単に説明すると、主人公は彼女を作る気がない。一人っ子だけど妹という存在への愛がすごいから。女性陣も素直に男女の関係になれない理由というが気概がないというか世間体を気にしている風潮があったりするんですね。そんな環境で「兄と妹がイチャイチャするのはそれは家族愛であって恋愛じゃないから世間から問題視されない」ことに気がついて、よーしだったらお兄ちゃんサービスを利用して妹となり、合法的にイチャコラしようじゃねーか、っていうのが本筋になるのかな。で、それがタイトルの由来だと思う。

登場するヒロインは3人……になるのかな。でも活躍しているのは2人で、そのなかでもメインヒロインっぽい立ち位置のキャラが非常に魅力的ですね。健気で応援したくなります。主人公も頭おかしいキャラじゃないし、こうした作品にありがちな極端な鈍感キャラでもないんで親しみやすい。

ちょっと都合よすぎかなって部分を挙げるとするならば、それぞれがそれぞれに過去主人公と出会っていて……みたいなストーリーがあるってところかな。まあ、王道っちゃ王道ですね。少年漫画でいうところの「血筋」とかそういうやつ。「実は○○の子供だった!?」的なね。

ううむ。おもしろかったです。続きも読みたいけど、いまは我慢します。

 

 

 ・はじらいサキュバスがドヤ顔かわいい。~ふふん、私は今日からあなたの恋人ですから……! / 旭蓑雄

 ●生身の女子に性欲を抱けない男子高校生ヤスが同人即売会で出会った憧れの絵師ヨミさん。その彼女の正体は、性欲を集めて貪る淫魔・サキュバスだった!だけどサキュバスのくせに男性恐怖症だという彼女は、上司から課される搾欲ノルマをクリアするため、エッチな絵を公開して世の男性の性欲を集めることしか能の夢い業界の落ちこぼれ。一人前のサキュバスになるために「安全パイ」のヤスを利用して、男性と接することに慣れていこうとするヨミ。恋人の振りをするなかで次第にヤスに心惹かれていくが、一方ヤスはヨミの描くエッチな絵にしか興味を持っておらず…?●

Amazonよりあらすじ引用。

 

「ラブコメ」っていう文字検索とか以外は、基本的に「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています」のリストから選んで購入しているのですが、これはそんな作品のうちの一つ。

簡単な内容としては、過去に女子の勘違いから一方的に振られたばかりか謂れのない数々の蔑称を投擲されて三次元の女性に一切の興味を抱かなくなった主人公が、「私に欲情しないのなら好都合」だと男性恐怖症のサキュバスに見初められて、サキュバスとしては死活問題のその男性恐怖症を克服するための練習台にさせられる、って話。ほとんど公式と一緒かな。

非常にテンポよく展開が進むし、筆力も安定しているし、いろいろクドくなりがちな人外の設定もあっさりしていてすんなり入ってくるし、ラブコメでもっとも重要だと言っても過言ではないヒロインがしっかりかわいいので純粋におもしろかった。

厳しい言い方をすれば「男性恐怖症」というか、ただの「ツンデレ」じゃないの、って印象は拭えない。でもまあ、それも愛嬌みたいな感じになってるかな。個人的には「男性恐怖症」である部分が目に見えないのがもったいなかった。口で「男性恐怖症」とは言ってるけど、主人公とは普通に会話してるんじゃんって話なんですよね。だから対比として他の男性を登場させて毛嫌いしている様子っていうのが描かれていたら、もっと主人公特別感が出て二人の関係が映えていたんじゃないかなーと思わなくもない。

あとは「サキュバス」のキャラなんですが、なんとなくサキュバスって……まあ、淫魔なわけですから、すべからくこの設定が登場すると露骨な下描写だったり痴女展開が目白押しのイメージしかないわけですが、この作品はその範疇になくて個人的にポイント高い。それでいて「サキュバスの設定は必要なの?」とは言わせない内容になっているのもいい。しっかりと活かされてる。

うん、おもしろかった。続きも読みたいところだけど、やはり我慢します。

 

 

・物理的に孤立している俺の高校生活 / 森田季節

 ●この俺、波久礼業平には悲しいけどマジで友達がいない。周囲の人間の体力を奪う異能力のせいだ。クラスでも物理的に孤立してて、まさにスクールカースト範囲外!いや、理不尽すぎるだろこの立ち位置!そんな俺の前に現れたのが、高スペックなくせに毒舌のせいで友達ができない、通称「氷の姫」高鷲えんじゅ。こいつが友達を作る『同盟』をもちかけてきたんだけど、ぼっちが集まっても建設的な意見なんて出せないよね―とか言って諦められるか!残念系異能力者たちが全力で友達づくりだけに奮闘する青春未満ラブコメ、スタート!●

Amazonよりあらすじ引用。

 

とりあえず言いたいことは「妄想少女」のときに思ったのと同様で、設定が個人的に好き。「異能力」っていうとどことなくバトルっていうイメージが強くて、且つ、その作品の主人公ともなると「活躍できる力」を所有しているのが常だと思っていたのだけれど、この作品はあらすじのとおり周囲の人間の体力を奪う能力なんですよね。なんか字面だけだと「いや、普通にチートじゃね?」って思っちゃったけど。

そしてその能力の効果っていうのは主人公の意志によってオン・オフできる類のものではないので、「周囲の人間の体力を奪う」=必然的に「物理的に孤立」するっていう構図が確立されてしまうんですね。悪意や他意はないけど、近づいたら気絶しちゃうから好き好んで寄ってくる人はいないんです。前述のとおり悪意とは関係なしに。

……この設定、おもしろくないですか? 私はとても惹かれた。

で。内容としては、そんな孤立した主人公が、自分と同じように異能力を起因にして「友達がいない」クラスメイトと同盟を組んで「なんとか友達を作りましょー」って意志のもと人間関係の構築を図るっていうストーリー。

最初は非常にぐいぐい引き込まれるんですけど、正直、途中からは進展がやや遅滞気味だった気がする。同盟を組んだクラスメイトっていうのが容姿端麗の女子なんですけど、その子との言い合い掛け合いみたいな描写が長いんですよね。つまらないわけじゃないんですけど、物語の進展があまり見られない形で行われるから、個人的にはちょっと停滞として脳内に植えつけられた。言い合い掛け合い云々なんて言ったら化物語シリーズ絶対読めないですけどね。あの作品は例外で普通に読める。

うん、脱線したけど、序盤グイグイ、中盤停滞、終盤ヨシ、って感じだったかな。

中盤の停滞は純粋に疑問が浮上してるのも原因のひとつかな。小学生のころから悩んでた異能力の孤立なのに、件の女子と話すようになった途端、普段から一緒にいるようになるし友達が増えて一緒にご飯を食べたりとか、ほんとに何年も悩んでた問題なのか、ってぐらいあっさり状況打破しているのがちょっと……ね。

終盤のヨシっていう理由は、主人公の葛藤みたいなものがとてもよく描かれてるんですよね。もちろん沈んで終わりじゃなくて、明確な道標が示されて立ち直っていく様相は見ていて気持ちがいい。こういう主人公が根暗というか陰キャというかハグレ者が題材だったときの作品の醍醐味ですよね。

でもまあ、続きが読みたい、っていうほどではなかったかなあ。

気にならないわけじゃないけど、別の作品で「続き気になる」って言っているほどの気になるではなかった。おもしろいけどね。連続してテンポのいい作品を読んでせいもあるかもしれない。

 

 

 ・娘じゃなくて私が好きなの!? / 望公太

娘じゃなくて私が好きなの!? (電撃文庫)

娘じゃなくて私が好きなの!? (電撃文庫)

  • 作者:望 公太
  • 発売日: 2019/12/10
  • メディア: 文庫
 

● 「この子は、私が引き取って育てます」
 私、歌枕綾子、3ピー歳。亡くなった姉夫婦の娘を引き取ってから早十年。高校生になった娘は、最近は幼馴染みの男の子、左沢巧くんといい感じ。もしかしたら付き合っちゃうかも? タッくんはとってもいい子だし、私は大賛成ね。
 え? 彼が私に話があるって、まさか『娘さんを僕にください』的な話なの?
 やだもう、ちょっと気が早すぎ―― 
「綾子ママ……俺、ずっとあなたが好きでした。俺と付き合ってください」
「……娘じゃなくて私(ママ)が好きなの!?」
 隣の男の子が惚れていたのは、娘じゃなくて私だった!? 嘘でしょぉお!?
 姉の娘を育ててきた女性と、そんな彼女に片思いをしていた少年。長年の想いが爆発する超純愛ラブコメ、開幕!●

Amazonよりあらすじ引用。

 

これまた私の知見が狭いだけかもしれないのだけど、ラノベにしてはめずらしい……というかアラサー女性が主人公の作品を初めて見た。主人公……だよね? そうじゃない形、20歳の男性が主人公だったとしてもターゲットがアラサー女性っていうのは見たことない。ラノベでは。

そしてなんか見たことある名前だと思ったら、前に読んだ「異能バトルは日常系のなかで」の作者さんなのだそう。こういうのも書くんだな。

内容としては、事故で死亡した姉夫婦の娘を引き取った当時20歳の女性が主人公(?)で、その十年後、その姪が高校生になった時間から始まる物語なんですが、幼少期からずっと家族ぐるみの付き合いをしていた隣の家の男の子が姪じゃなくて私が好きだったんだけど!?ってストーリー。うん、公式とほとんど一緒。

要は幼いころから姪の面倒を見てもらっていて、家庭教師にもなってもらったりしてて、心底から姪と結婚したら幸せだなーなんて夢想していたところに「あなたが好きです」なんて告白がきて、「ええ、そんな、わたしおばさんだし。ほとんど息子としか見ていなかったんだけど、ええ?」みたいに周章狼狽するのが大筋。ちなみに姪は引き取ったとき幼女で、男の子はその幼女より5歳年上っていう設定です。小学生の時分で20歳オーバーの隣の家のお姉さんに惚れたってことですね。

んー。なんとも言い難い。

まずアラサーの女性が主人公で、いままで家族同然だと思っていた年下の異性に男を感じてしまうっていう構図が、なんていうか「官能小説やなー」って思ってしまうんですよね。別にこの作品がどうこうっていう話では断じてなくて。私はこのブログをはじめてから本格的にラノベを読むようになって、それだけの計算でいま70冊くらいになるのかな。ブログ開始以前の冊数を合わせてもたぶん100冊いかないぐらいだと思うんですけど、いままでに読んだ官能小説は自信を持って100冊超えてるって断言できるぐらい読んでるから、なんか意識がそっちに行ってしまう。だから驚くぐらい「純情だなー」と思う一方で「さっさと致せよ!」って思ってしまったりもする。逆にさ、アラサーの女性と20代の男性のラブって、もう大人の関係しかないから描けるのか、って、そこは必要不可欠だと思うんだけどラノベで大丈夫なの、って思ってしまう私はクズなのか。プラトニックな恋愛だってあるじゃない、と突っ込まれたらなにも言えない。

あとはイラストを担当されている「ぎうにう」さんって、官能小説でも描いてるんですよね。というか、私はその印象しかなかったから読む前から絵を見たときに「あれ、この人美少女系の官能小説でイラスト描いてる人やん」ってなってしまったから、内容も相まって……ね。

まー、なんというか。

もっと言ってしまえば学園ラブコメにしても、いままでここまで本格的にラノベのラブコメ作品に触れてなかったから、似たジャンルって言えばエロゲーしかなくて、結末の部分というか進展具合に若干の不完全燃焼を感じていたのは否めなかったりする。

キスをしそうになる→なんらかの理由でしない→照れてアハハウフフ。

ラノベのラブコメってこれが非常に多いわけですけど、エロゲーだともうそりゃぶっちゅぶちゅなわけですよ。抜きゲーじゃなくても。もちろん露骨じゃない描写だし、作品によっては同じように回避されたりするけど。

なんか熱が入ってなにを言いたいのかわからなくなってきた気がする。エロゲーだって純粋にストーリーを楽しみたい人だから性行シーンまるまるスキップしてるのにね。

とにかく。

そうした諸々の理由からどう判断すればいいのかわからなかった。

別段、内容が薄いとかそういうお話ではないです。ラブコメ……というと若干年齢が高いような気もしますが、恋愛モノとしてしっかり成立してます。ただ前述した理由から私は正確に判断ができないっていうだけです。

とにかく「純情!」「めっちゃ純情!」って思ってた。

うん。純情だったころに戻りたいよ、私だって。

なんかエロゲーをプレイするか官能小説読みたくなってきたな。

 

 

 

 ・クーデレすぎる未来の嫁の面倒な七日間 First Step / 桐刻 

 ●無気力な日々を送るフリーターの比良克樹はある日、家出少女らしきものを拾った。麻友と名乗る少女が首から「拾ってください」と書かれた札を提げ、佇んでいたのだ。面倒だと思いながらも、犯罪に巻き込まれることを危惧した克樹は一週間限定で自宅アパートでの寝泊まりを許可することに。家出の経緯を尋ねても決して答えない彼女だが、二人の距離は少しずつ縮まっていく――。そして約束の七日目を迎えるのだが!? 伝説的人気を誇る同棲ラブコメ登場!!●

Amazonよりあらすじ引用。

 

エロゲー云々言ってるし、どこかの記事でも直接的な表現を使ってた記憶があるから伏字なしでいつもどおりの殴り書きしますけど、もろセックスしてるじゃん。いや、濁したり直接的な性行シーンを描写しないだけで二人は結ばれました、みたいな作品はあるけど、がっつり描写してるじゃん。官能小説以外で「秘肉」とか初めて見たわ。性行前のキスシーンから「ライトノベルにしてはえらい濃厚に直接的な描写すんな」とか思ってたら、普通に前戯から濡れてる描写からなんかもうぜんぶ書いてますやん。

Amazonのあらすじだと「二人の距離は少しずつ縮まっていく」って書いてますけど、まあそれは精神的なお話であって、肉体的にはあっさり致してますからね。女の子は処女で、破瓜の描写はしっかり描かれてるし、自慰とか絶頂とか喘ぎ声とかもしっかり。「いやもうこれ官能小説やん。でもまあ描写のレベル的にフランス書院の美少女じゃなくてパラダイム文庫から出るタイプのライトアダルトやん」とか思ってたんですけど、最後まで読んであらすじを見て納得。元はオシリス文庫っていう『本屋さんでは買えないラノベ世代のデジタル官能小説レーベル』から発表されていた作品なのだそう。だから「官能小説やん」ってのは間違ってなかったみたいです。ちなみにオシリス文庫は大手のKADOKAWAレーベルらしいです。

さて。

ラノベとして読んでの内容官能小説だったものだから、なんか……受け付けられなかったのが正直な感想。フリーターのさえない男が美少女拾っておまけに処女でセックスして、以降は女の子の方からやたら求めてきて、って、なんというか、モテない男の妄想をなんで見せられなあかんねん、とか思ってた。知りませんけどね。

エロゲープレイするか官能小説読みたいかもとか言った直後の作品だったのにね。

最初から官能小説として読んでたら違った感想だったのは間違いないけど。

まあ、それがわかっても続きを読むことはないだろうな……。

 なんかタイミング悪かったですね。

 

 

というわけで。

 

 

今日はこのあとも2冊ぐらい読もうと思っていたんですが、作品に罪があるわけではないけどラノベだと思ったら官能小説だったっていうショックが思いのほか大きいみたいで、気持ちが沈んでそういう気分じゃない。ほんと件の作品を悪く言っているわけではなくて、しっかりあらすじとか確認しない自分が悪いわけですし。

心境的にリセットする意味も込めて一般文芸の重いやつ読もうかとも思ったんですが、んー。

小説っていう媒体じゃなければいける気がするから、学園が舞台のエロゲーが積んであればなんかやってみてもいいかな。

 

それにしても。

なんだか土日は一日5冊読んでるって感じだな。

一冊2時間としても10時間。そんなもんか。

 

 

さて。

 

 

どうしようかな。

 

 

うーむ。

 

 

うーむ……?

 

 

ではっ。
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適当なタイトルが思いつかない。

財布の中身がお札よりもレシートの数の方が多い。

金運が逃げるとか言うし、わかりやすく貧乏財布なのでさすがに整理もとい捨てた。

結果、お札とレシートの数が一緒になったよ。そう、ゼロ枚に……。

 

 

 

 

どうも、茶色です。

 

 

 

 

Unliitedの対象で読んどいたほうがいいかなって思える作品は多いし、対象外で普通にお金払って買った作品も多いから、なんというか、なかなか次の段階に行けない状況。

「キタコレ!」って感じの案が浮かべば別なんだろうけど、そういうこともなく、ただただこれ以上「積本」を増やしたくないって心理がとてつもない。純粋にラブコメをもっと知りたいっていう考えがまったくないわけでもないけど。

それにそこまで「積本」を気にするなら買った本から読んで、Unlimitedは後回しにしなさいって話なんですけどね。

さらに言えばKindle本じゃなくて、現物の「積本」が優に100冊は超えてるから、まずは先にそっちを消化しろって話でもあったりして……。

 

 

でも、ね。

 

 

言い訳だけさせてもらうと、本の出会いって一期一会なわけですよ。

いまはKindleみたいに電子書籍があるから多少は緩和されてますけれども、そのときに買わなかった本が絶版したりとかして入手困難になったら悲しいじゃないですか。特に海外の翻訳本とか人気がないとすぐに絶版するでしょ。ハヤカワとかハヤカワとかハヤカワとか。最近だと分冊の途中ですら断然させるし。ほんとになにやってんですかね、某出版社さん。ハヤカワとかハヤカワとかハヤカワとか。

 

 

好きな出版社でもありますけどね!

 

 

まあ当然の話ですけど、出版もボランティアじゃないですからね。慈善事業じゃないんで売上如何っていのはシビアな問題なんだろうなあ。ただでさえ何年も前から出版不況とか本離れとか話題になってますし。

でもさー、ブラッドソングは作者と揉めたから打ち切りになったって話だからさ、そこはなんとか交渉してくれよって思わなくもない。公式サイトでも公式Twitterでも発売日予告して、質問にもいついつ発売予定ですって答えながら、急に音沙汰なしで以降の作品に関する質問無視とか露骨すぎない? なにかアナウンスしてほしいよね。

ブラッドソングとかブラッドソングとかブラッドソングとか。

個人的にはサリーグリーンの最終巻も翻訳待ちしてるんですけど……ハヤカワさんお願いします。

 

 

うん。

 

そんなこんなで。

まだ書き始めてません。ただひたすら読んでいます。

要は一歩も前進してません。

 

以上ッ。

 

というわけで、読んだ本の記録です……。

 

 

 ・幼なじみが絶対に負けないラブコメ / 二丸修一

うん。これまた「ラブコメ」がタイトルに入ってるから購入した作品。

 

●幼なじみの志田黒羽は俺のことが好きらしい。家は隣で見た目はロリ可愛。陽キャでクラスの人気者、かつ中身は世話焼きお姉系と文句なしの最強である。…でも俺には、初恋の美少女で学園のアイドル、芥見賞受賞の現役女子高生作家、可知白草がいる!普通に考えたら俺には無理めな白草だけど、下校途中、俺だけに笑顔で会話してくれるんだぜ!これもう完全に脈アリでしょ!ところが白草に彼氏ができたと聞き、俺の人生は急転直下。死にたい。というかなんで俺じゃないんだ!?俺の初恋だったのに…。失意に沈む俺に黒羽が囁く―そんなに辛いなら、復讐しよう?最高の復讐をしてあげようよ―と。●

Amazonあらすじより引用。 

 

タイトルからして創作物の中の幼馴染=負けヒロインっていう構図を逆転させたもの、つまりは幼馴染無双が行われる内容だと思っていたのけれど、そうでもなかった。まあ、それだったらよほどキャラに魅力ないと相当つまらないものになるだろうし。

「じゃあタイトル詐欺なの?」って話になると思うんですが、そうでもなくて、負けない=勝つというわけではないって内容になるのかな。日本語って便利よね。

対抗馬として登場するのは高1で小説家デビュー、さらには容姿端麗でスタイル抜群ということから雑誌のグラビアを務めちゃったりする女の子。男子を毛嫌いしている様子なんだけど、なぜだか主人公には甘くて主人公はそこに恋をしちゃって……てな感じで、主人公スキスキーの幼馴染はそれが気に入らないと。

構図的にはよくあるって感じになるのかな。主人公好きな幼馴染がいて、対抗馬がハイスペック人気女子で気に入らないっていう。

そしてこの対抗馬の女子っていうのが、実は昔に主人公と……って「どうして主人公だけに甘いのか?」の理由づけとしては王道というか若干のご都合主義を感じるんですけど、いいんじゃないのかね。キャラ立ちしてるし。楽しんだからあまりツッコンでもね。

ちなみに対抗馬の子にしても幼馴染にしても主人公のことが好きで好きでたまらない、って感じなので、基本的にはちょろいです。主人公の言動ひとつで一喜一憂しています。簡単に喜ぶし、照れるし、怒るし。

なのでキャラクターが好きになれれば十二分に楽しめる内容なんじゃないかと。

ただ、Amazonの上位レビューが批判コメントで固まってるんで、読んでみようと思っている人はそこを見ないで読んでみたほうがいいね。私の場合はそういう情報があるとその点だけが気になって結局楽しめなかったりとかするから、同じ人もいるんじゃないかと心配で。

結論として、私は楽しめたかな。マイナスレビューも言っていることがわからないこともないけどね。読む前に知っちゃってたら楽しめなかったかもしれんけど。

うん、続きも一気に読んでみたいけど、読むにしても別の作品をはさんでからになるかな。

 

 

 

 ・俺と彼女のラブコメが全力で黒歴史 / 柑橘ゆすら

第6回HJ文庫大賞の奨励賞を受賞した作品。

ちなみにこの作者さん。この回の大賞に複数作品応募されて、もうひとつのが大賞を受賞したそうです。すごいですね。賞金総取りか(お金の話)。

内容としては、通うことになった高校がいきなり共学から男子校に変わってしまって、一風変わった方法で女性との出会いを模索していたら美人局に騙され嘔吐。しかしながら雨の中ひとり慟哭してたら幼稚舎から女子高に通っている関係で男性免疫のない美少女と出会うことになり、何故だか合コンまで組まされて……てな話。

男性免疫ないのに合コン組まされるってなんやねん、って話なんですけどね。

んー。

まあ「男子校に通う主人公」の作品に通ずる「彼女を作ることに躍起になっている」という状況はよくある内容で、今作もその例に漏れないわけなんですが、んー?

ブヒキャラ有、男の娘有、女性はお嬢様っていうなんともテンプレを詰め込んだ感じの設定で、さらにはメイドは美少女の巨乳で暗殺スキルもち、友人は極道の娘っていう役満でありながら、ここまで一人一人のキャラに魅力を覚えないのはどうなのかなー。まさに版を押したような言動しかないからかな。

よくわからないけど、まあとにかく、おもしろくはなかった。

声を大にして「つまらない」と言えるほどではないけど、おもしろくはなかった。

おっ、と思える表現がないわけでもないけどね。学習できるところはしっかり身の糧にしておこう。

 

 

 

 

 ・俺と彼女の恋を超能力が邪魔している。 / 助供珠樹

 公式の「ボーイ・ミーツ・サイキックガールな超能力青春ラブコメ」を鵜呑みにすると若干の期待外れを感じても仕方ないかもしれない作品。私は例に倣ってあらすじとかを確認しないで読んでるから気にはならなかったけど。

内容は、奇しくもまた男子校に通う男の子が主人公の物語。いやほんと、自分でも連続で男子校かいとは思ったよ。で、その男子校に通う主人公と、幼少期に謎の奇病に罹患したことが原因で超能力を会得した女性だけを集めた研究施設兼女子高に通うヒロインのストーリー。ちなみにこの研究施設っていうのは世間とは隔離されていて、そもそもが超能力も政府によって秘匿されている事項なので主人公はそのことを知らない。んで、ヒロインがその研究室から抜け出していたときに出会ったのが主人公で、そこから逢瀬を重ねて……っていうのが本筋。

個人的には最初の出会い(?)のシーンが好きだった。レンタルビデオ屋で出会って、映画好きのヒロインが会員カードを持っていない自分に変わって恋愛映画をレンタルしてくれって主人公にお願いするんですけど、それで主人公が彼女に渡したDVDは自分が観ようと思ってたAVだった、という内容でして。個人的に斬新。

Amazonだとあんまりレビュー高くないんですけど、個人的には好きだったかなー。

とりあえず、超能力要素っていうのはあくまで副次的なものとして捉えておいたほうが、安心して読めるのは間違いない。まあ、超能力の要素がないと成り立たない物語だし、あってこそ描かれる結末なのであってしかるべきなんですけど。

あとはそこそこのご都合主義です。そこそこじゃないかも。でもまあキャラが好きになればイケる。

そしてこの結末で続巻があるのは心底驚いた。いや……そうでもないのかな。でもココロコネクトぐらい驚いたかも。ただココロコネクトと同様に続きがあったら読みたいなって思ってたのでうれしいっちゃうれしいかも。わからん。

ほとんど頭からっぽに近い状態で読んでたから、批判の目というか分析みたいな見方ができないだけかも。

ほんとただただラノベ楽しむおじさんになってる。

 

 

 

わたしと男子と思春期妄想の彼女たち1リア中ですが何か? / やのゆい

第12回えんため大賞の優秀賞を受賞した作品。

 

●日々愛欲に悶える中学生・峰倉あすみ。ある朝、怪しい虚無僧に渡されたコンタクトレンズを通して彼女が見たものは、水着やブルマ、メイド服を纏って教室を占拠する“妄想少女”たちだった!彼女のいない男子なら誰もが望む妄想の彼女。だが、あすみの愛する高柳君にはいない!?学校一の“妄想美少女”リサたちと、奪・高柳君に燃えるあすみの恋はどうなる!?●

Amazonよりあらすじ引用。

 

公募で受賞しているだけあって、設定はおもしろかった。

公式あらすじのように、謎の虚無僧にもらったコンタクトレンズを装着したら思春期の男共が妄想している理想の女性っていうのが可視化されるようになったっていうストーリー。

幼なじみの親友の理想の女性が違うクラスの某、とあるクラスメイトの理想の女性がメイド服に下半身下着の腕が縛られている女の子だったり、担任の理想の女性が幼女だったり、それが見えるようになってしまって興奮もとい何度も失神する主人公。

うん、設定はね、おもしろいんですよ。

大筋のストーリーもミステリー要素があったりと、読者を楽しませるようなギミックが組まれていたりもする。

けど……読んでて違和感スンゴイ。

まず主人公に限らず、登場するキャラの口調が説明しているようっていうか、言わされている感がすごい。いや小説でなに言ってんの、って話なんですけど、違和感すごいんですよね。女性なのにところどころが不自然なほど男性口調だったり、地の文と口に出す口調の乖離が著しかったり、誰がしゃべっているのかよくわからない箇所が多々あるし。まず、主人公のノリみたいなものもついていけない。件の妄想少女なるものが見えるようになった日、主人公って何度も何度も何度も失神してるんですよね。「うおー、なにこのハーレム!!」みたいに勝手に興奮して失神。他にも急に教室で奇声をあげたりしてその後失神。その様相を説明する主人公による一人称の地の文だったり、周囲のキャラのセリフもまたなんか違和感あって仕方がない。わりと序盤から斜め読みだったかも。

うーん、これ、設定以外に楽しめる要素あるのかな。っていうのが個人的な感想。

主人公が好きな幼馴染になぜ妄想少女がいないのか、っていう最大のオチも予想したとおりというか、たぶん誰もが最初に考える場所に帰結してるしね。

正直、4巻まで刊行されていることが驚きでしかない。

続きは……読まないよね。

 

 

 

 ・幼なじみが絶対に負けないラブコメ2 / 二丸修一

 ・幼なじみが絶対に負けないラブコメ3 / 二丸修一

幼なじみが絶対に負けないラブコメ3 (電撃文庫)

幼なじみが絶対に負けないラブコメ3 (電撃文庫)

  • 作者:二丸 修一
  • 発売日: 2020/02/07
  • メディア: 文庫
 

 2巻と3巻と、一気に読んでしまいました。

シリーズものの続巻なので、例にならって主な設定とかは割愛。気になる人は是非1巻を読んでみてくださいな。

で。1巻では幼馴染と対抗馬の二人で主人公を取り合う、っていう形だったんですけど、2巻から……正確に言えば1巻のラストからもう一人ヒロインが参入してきまして、様相が変化してきます。これまたなかなか好きなキャラでして。

意気軒昂な若者らしく可愛い女子に目移りするのは仕方ない。だから別に自分が一番じゃなくてもいいし、二人とくっついても私は構わない。

っていうタイプなんですよね。ちょっと違うかもしれないけど。なかなかに現実を見ている(?)というか、こういうキャラって個人的に好きなんですよね。ToLoveるでいうところのモモみたいな感じかな。うろ覚えだからあってるかわからないけど。

3巻では「あーはいはい。定番定番」って言いたくなるくらいのシチュエーションというか、ラノベ御用達の「ヒロインの水着挿絵」が登場します。なんかそのために無理矢理とってつけた沖縄旅行感があるんですけど、これもまあ楽しんじゃったから負けだわな。水着挿絵にじゃなくて、ストーリーにね。

なんというか、基本的にこの作品は「これがラブコメかー」って感じの内容な気がする。ブログ作成してからラブコメを読み漁ってるけど「わかりやすいラブコメ」って感じ。

気になる人は是非に。4巻も発売されたら読むかなー。

 

 

 

 

 ・文句の付けようがないラブコメ / 鈴木大輔

 これまた作品のタイトルに「ラブコメ」が入っているから購入した作品。しかも「文句のつけようがない」とか、表紙の雰囲気がすごい好きだから読むしかないでしょって手に取った。コミカライズもされてるし、間違いはないだろう、と。

結果。

「うーん……?」って感想でした。

 

●“千年を生きる神”神鳴沢セカイは、銀髪赤眼の美少女。世間知らずで尊大で、見た目は幼いのに酒と葉巻をたしなみ、一日中お屋敷で本を読んで過ごしている。彼女の“生贄”として捧げられた高校生・桐島ユウキ。『生贄になる代わりに何でも言うことを聞いてやろう』と言われた彼はこう願い出た―「神鳴沢セカイさん。俺と結婚してください」。そして始まるふたりの生活だが―穏やかで他愛のない日々は、やがて世界が抱える恐るべき秘密によって狂い始めていく。どこまでも純粋な愛の喜劇。決して果てることのない物語がここに始まる!●

Amazonよりあらすじ引用。

 

私は基本的に読んだ作品のレビューを見るようにしているんですけど、なかなかに同じことを思っている方が多かった。なんかほとんど引用みたいになっちゃうから割愛してもいいんだけども。

感想の「うーん……?」の理由っていうのはいくつかあるんですけど、とりあえず言えることは2巻から本番なんだろうなって感じの内容なんですよね。世界観の説明を丸々1巻使って行いました、って言われたら「うん、だろうな」って即答できる。だから物語の起承転結の「起」をただただ見せられたって感じです。で、普通は1冊のなかにその「起承転結」すべてを入れるからおもしろいわけですよ、小説って。それが「起」だけなわけですが、当然間延びしているというか、ものすごい極端な言い方をしてしまえば「作者のオナニーを見せられた」ってのが正直な感想。

あらすじの神っていうのがヒロインで、対抗馬もいない内容になっていて、実際、なかなかにかわいいとは思う。魅力もあるとは思う。けど、その魅力が伝わりきらないうちに終わったというか、そもそもが単品ヒロインの別段視点が変わったりもしない作品で三人称ってどうなのっていうのが口だけワナビの個人的意見。ましてやこの内容だったら苦悩とか葛藤が映えるんだろうから、一人称のほうが主人公の心情にそっと寄り添えて楽しめるような気がする、っていうぜんぜん書かないワナビの個人的意見。まあでも世界観説明だったら三人称だよなあ、っていのも典型的ワナビの考えであったりして。

とは言っても、三人称ではあってもほとんど一人称に近い文体だったんですけどね。

さて。

んー。なんだろうなあ。

勝手に盛り上がって、読者のあずかり知らぬところで終わってた。

そんな印象。基本的にご都合主義感が半端なかったというか、四分の一くらいの文量でも充分よかったんじゃないの、って感想ですね。

うーん……?

2巻読めば評価変わるかもしれないけれど、いいかな。

 

 

 

 ・宮本サクラが可愛いだけの小説。 / 鈴木大輔

まさかの「文句の付けようがないラブコメ」と同作者の作品です。作者買いじゃなかったので、ほんとに驚いた。

 

● とにかく可愛い幼なじみと織りなすイチャかわラブコメ、開幕!宮本サクラは可愛い。なぜって、理由1 見た目が可愛い。理由2 表情がころころ変わって可愛い。理由3 おだてられるとすぐ調子に乗って可愛い。理由4 小さい頃の結婚の約束を今も覚えていて可愛い。理由5 こつそり胸も大きい…ほらこれだけ揃って可愛くないわけがない。つまりこれは、彼女を愛でるために存在する、この世で最も純粋な小説なんだ。ちなみに僕は大神ヒカル。サクラの幼なじみで、北欧神話の大神オーディンの生まれ変わりらしいです。●

Amazonよりあらすじ引用。

 

とりあえず言いたいのは「驚愕の地の文の少なさ」。1ページ丸々会話だけっていうのは何度もあるし、地の文数行で何ページも会話だけっていうのも普通。まあこれは「文句の付けようがないラブコメ」でも一緒なんだけど、この作品はより顕著。おまけに会話の「」と地の文のあいだに改行があるから、殊更に強調されてるよね。別にそれが悪いとは思わないけど、純粋におもしろくないよね。これイラストレーターの力だけで出版されたり続巻があるんじゃないの、ってぐらいの内容の薄さ。それから、これは「タイトル詐欺」で間違いはないと思うよね。どっちかっていうと、対抗馬みたいな形で登場する三人の女神のほうがメインの内容だし。

おまけにメタ発言が寒いこと寒いこと。性描写も露骨だし、主人公の思考がまず気持ち悪い。女神に性的に迫られて拒否の姿勢を見せることもあれば、朝勃ちのナニをナニするのを甘受したり、幼なじみから過去に結婚の約束をしていた話をされたら「じゃあ結婚してください」っていう軽薄なノリだったり、お前はチチに求婚した孫悟空かってくらいの軽いノリなんですよね。じゃあ結婚すっか。みたいな。

うーん。「文句のつけようがないラブコメ」でも言ったけど、ほんと、作者のオナニーって感じ。

「小説って、作者のオナニーみたいなもんだよね」って話を知人としたことがあるけど、それとは別の意味でのオナニー。

商業のイラストレーターを用いた、盛大な作者のオナニー。

美少女登場させて露骨な性描写取り入れて、挿絵でアハハウフフ、みたいな。

随分と辛辣に物言いして、この作者の大ファンとかいたら戦々恐々ものなんだけど、ごめんなさい合いません。なにがおもしろいのかさっぱりわからないし、露骨な性描写からは作者の「こういうのが好きなんやろ。ん?」みたいな心情が透けて見えるようで寒くて仕方がなかった。

繰り返すけど、この作者さんは心底合わないことが判明した。

続きも出てるけど、もちろん、読まないな。

他の作品を手に取ることはある……………かもしれないけど。

 

 

 

楽しむこともあれば、そうじゃない時間もあった。

そんな今回の読書タイムでした。

 

 

明日明後日は土日。

待望の連休なんで、また一気に消化したいと思います。

 

 

ではっ。
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いつか私もシリーズ物が書いてみたい。

コロナの影響による休業ですが、私の勤めている会社では行わないことが正式に公式に確定しました。

対策の徹底とテレワーク可能な業務はテレワーク、必要最小限の人員による運営とはなってるけどね。

感染者が出ない限りは、普通に稼働するのだろうなあ。

…………うん。

 

 

 

どうも、茶色です。

 

 

私の中でライトノベル=シリーズ物が豊富というイメージがあるのですが、そこまで間違ってはいないという認識を持っております。

で、シリーズ物の小説っていうのは反則的でおもしろかったら止まらないというある種麻薬のような危険を孕んでいます。

 

なにが言いたいのかと言いますと……読んじゃいましたねー。

一気に読んじゃったねー。

 

完結してるし、全巻がUnlimited対象だったっていうのも反則だった。

 

ブコメの勉強云々というか、普通にラノベ読むおっさんと化してる。

職場のおばちゃんたちに「いやもう自分おっさんなんで」とか言うと「まだ若いくせにー」とか非難轟々なわけですが、いや実際、身体の衰えはすんごいよ?

 

脱線したけど、おもしろいシリーズ物は反則(二度目)。

 

一般文芸でも追ってるシリーズ作品は多数あるけど、いつか自分も作家になるようなことがあればシリーズ物を書きたいと思っているのはささやかな夢だったりする。

壮大なファンタジーとかいいよね。

ラノベなんかだと比較的「1巻完結」の形式で、随所にシリーズとしての伏線を散在させてのながーい物語って感じですけど、私は海外ファンタジーのような純粋に5冊で完結みたいな内容もハードで好きなんですよね。

 

うーん。

 

なにが言いたいのかわからなくなってきた。

 

おもしろいシリーズ物は反則(三度目)。

 

とりあえず、これだけ言いたかった。

日曜と月曜で10冊読んでたしね……。

 

しばらくはシリーズ物も我慢して、しっかり創作のことを考えながら読書するよう自制します。

てなわけで、いつもどおり読んだ小説。

 

 

 ・それがどうしたっ 1 悪魔に憑かれた時の、ステキな対策 / 赤井紅介

 完全に表紙買いの作品ですね。

内容としては、一人暮らしをしている高校生主人公のところに、見た目幼女の悪魔を父親が連れてきて「この悪魔と契約して大金もらったんだけど、対価である魂とかそういうのはお前が与えてやってくれ」みたいなことを言って去っていくところから始まるストーリー。んで、この主人公っていうのは顔がよくて女性人気が高いんだけど、極度の人見知りで幼馴染や家族以外とはまったく会話ができない人でして、恋人はおろか友達もいない。同居することになった悪魔にお願いした契約も「友達になってくれ」というもの。で…………うん、なんと説明したものか。

とりあえず、おもしろかったですね。

極度の人見知りで周囲の人間に勘違いをされているわけですが、こういう「自分の気持ちが上手く伝えられない・表現することができない」キャラは好きです。

Q、なぜか。

A、自分とカブるから。

ストーリーとしては悪魔が出てくる時点で非日常なんですけど、その「悪魔」という言葉から連想される暗い内容とは無縁……でもないけど、明るい心温まるハートフルストーリーだったと思う。

言ってしまえば「天使」も出てくるんですけど、関係性が斬新だった。

悪魔はみんな「元天使」っていう設定は初めてみたかもしれない。見聞が浅いだけかも知らんけど。

 

 

 

 

 ・そうだな、確かに可愛いな / 刈野ミカタ

そうだな、確かに可愛いな (MF文庫J)

そうだな、確かに可愛いな (MF文庫J)

 

個人的に非常におしい作品。もったいない作品。

簡単な内容としては、後輩女性と二年間の眠りから覚めた先輩男性の価値観ズレたラブコメディなんですけど、若干普通の恋愛とは様相が異なるんですね。この二年間ものあいだ眠りについていた先輩なんですが、なんと、その眠りについているあいだは「異世界」に行っていたんですよ。しかも時間にして「20年間」というなんともようわからん設定。しかもそれはこの先輩が中二病でイタいことを言っているわけではなくて、実際に異世界に行っていて、現実に帰ってきても魔法とかバンバン使ってます。けれど、異世界と現実世界ってのは文化や風習が当然ながら違うから、齟齬を感じつつも後輩との生活を……ってお話。

煽り文句が「後輩彼女が赤面しまくるだけのお話」なのだそう。

Amazonレビューでそれを否定している方がいたけれど、私は間違っていないと思う。

そう、「後輩彼女が赤面しまくる『だけ』のお話」なんですよ。

前述したみたいに交際相手の先輩男性が若干特異ですけど(異世界帰りの魔法使い)、基本的にはほんと後輩が赤面しまくるだけのお話。要は異世界帰りで現実の価値観とかを失念しているのが理由で、彼氏はわりと言動がストレートだったりするわけです。それで後輩彼女が照れて「ちょ、それ反則ー!」みたいな展開が繰り返されるんです。

うん。それだけ。

さすがに途中から食塩気味になってくる。それ以外は別段なにもないんだもの……。

 挑戦的な文体とか赤面する心情はとてもかわいらしいんですよ。でも先輩彼氏が異世界帰り云々って設定は果たして必要だったのかどうかわからんし、展開に起伏があるわけでもないし。

なんというか非常にもったいないなーと思ったわけです。

近々2巻が刊行されるみたいだけど、これは読まないかなー。たぶん。

 

 

 

 

で、シリーズを一気に読んでしまった作品。

新規開拓じゃなくて、土曜日に読んで「おもしろい・続き読みたい」って言ってたタイトルですね。

 

 ・ひきこもりの彼女は神なのです。2 / すえばしけん 

 ・ひきこもりの彼女は神なのです。3 / すえばしけん 

 ・ひきこもりの彼女は神なのです。 4 / すえばしけん

 ・ひきこもりの彼女は神なのです。5 / すえばしけん

 ・ひきこもりの彼女は神なのです。6 / すえばしけん

 ・ひきこもりの彼女は神なのです。7 / すえばしけん

 ・ひきこもりの彼女は神なのです。8 / すえばしけん

よかった。よかったです。

おもしろかった。おもしろかったです。

最後まで安定した筆力で読ませてくれました。

文章に限っては1巻に一番力が入っているように感じるのは仕方ないんだろうけど。

シリーズ物の続巻でファンタジー要素有な内容だから、主たる設定とかは割愛。気になるような方がいれば1巻を読んだときの感想的メモを見てもらえれば。公式のでもいいしね。

さて。

なかなかメッセージ性の強い作品であるようにも感じた。人間関係を築くにあたって切り離すことのできない「信じること」や「裏切り」みたいな部分を「神」に対する「信仰=力」の設定を使って描写する発想はすんごいと思った。また「力」がある「神」だからなんでも許されるわけではなくて、周囲との「和」が大事であることが語られていたりするんですよね。うまいです。お見事でした。

それから各巻の表紙を見てわかるように多数の女性キャラクターが出てくるわけですけど、みんながみんな主人公を恋愛という意味で好いているわけではないんですよね。個人的にはそこも評価が高くて、安易に俗物的なハーレム物にしなかったのはよかったと思う。だからこそメインヒロインとそのライバル的ポジションの嫉妬描写とかが映えるわけだし。

んー。

なんだろうな。とにかく楽しむことができた。

この作者のほかの作品も読みたいと思えるくらいには、ほんと純粋に楽しんでた。

素敵な作品をありがとうございました。

以上。(長くなるし)

 

 

 

はい。

そんなこんなでした。

 

シリーズ物が続きが読みたくなっても我慢します。

 

 

ではっ。
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この期に及んで特筆すべき内容がないよう。

私の持つ数少ない人間関係の方々が皆「自宅勤務(テレワーク)」ないし「出勤停止(休業)」になってきている。

え、私のとこは?

 

 

 

どうも、茶色です。

 

 

金曜日の勤務終了後から土日の連休で一気に本を読むぞ、なんで意気込んでいたのにトータル12時間以上の睡眠を貪ってました。

なんだか毎週同じことを言っている気がします。学習しません。

 

なにか創作に関する話題でもあればいいんでしょうけど、今日に限ってはほんと寝ているか小説を読んでいるかでしたからなんにもない。

これではほんとにあまりにも需要のない読んだ本を載せるだけのブログに成り果てる。

というか、成り果ててる。

 

まあ、メモ的な意味でのアレですから。別にアレでナニで……。語彙力よ。

 

それはそうと。

電撃の締切を迎えましたね。

Twitter勢でものの1週間で長編を仕上げた猛者がいましたけど、頭の構造どうなってんの。

締切日当日に「いま最終章書いてます。これ終わればあとエピローグだけ」みたいなことつぶやいてたけど、推敲とかしないのかな。誤字脱字の確認は大丈夫なのかな。

それだけ自信があるってことなんでしょうね。

もしくは極端な「数打ちゃ当たる戦法」なのか。

ぜんぜん書かない私にはなんであろうと小説を書いてる人を尊敬せざるを得ない。

 

「なろう系」の人とか市場の台頭によっていささか少なくなったとはいえわりと批判の的になりがちだった印象があるんですけど、「毎日更新」とか普通に考えてとんでもないですよね。ほんと尊敬する。私にゃ無理無理。

 

 

……………。

 

 

それぐらいしかないな。

 

 

とりあえず。

 

 

電撃勢の方々、お疲れ様でした。

グッドラック!

 

 

そんなわけで、金曜と土曜で読んだ本たち。

 

 

 ・俺が好きなのは妹だけど妹じゃない / 

 アニメ化もされている人気作品だそう。いまはもう完結してる、のかな。

内容としては、ラノベ作家を目指して投稿を続けているけど未だに一次選考すら通ったことのない主人公の妹が「兄を溺愛する妹の小説」で公募の大賞を受賞。けれど妹は現役中学生なだけじゃなく、通っているのは進学校のせいか副業は禁止。となると当然ラノベ作家なんて許されるわけがないから兄に代理人となってもらって、ラノベ作家としての活動を……て感じのお話。

近しいところに同業者が現れたりするのは、こういう作家モノラノベの王道なんですかね。

箇条書きマジックしてみたら「エロマンガ先生」と近い点っていうのは非常に多そう。

それは別にオマージュとか盗作とかそういう話をしたいのでは一切なくて。

個人的にはそこそこおもしろかったのだけど、Amazonのレビューの酷評がこれまたすごい。

「3年も投稿して一度も一次審査に通っていないのにヘラヘラしている主人公に虫唾が走る」とか、「妹パート以外が非常につまらなく、主人公のプライドのなさには辟易する」とか。

まあこんな言葉ではないですけどね。私がそのままの引用にならないようちょっとニュアンスを変えてますけど、意味としては一緒のはず。

私は一次を通らないのが続いたとかはないけど、なんだか耳の痛い話ですね。いい加減書けよ自分。

しかし、妹パート以外云々ってのは、わりと的を得ているような気がする。

たしかにおもしろいと感じたのはそこ部分だったかな。

これも続きを読みたいと思える作品でした。もっと余裕あるときにでも読もうかな。

 

 

 

 ・ひきこもりの彼女は神なのです。 / すえばしけん

 以前に読んだ「うちの姉ちゃんが最恐の貧乏神なのは問題だろうか」と一緒で、読む前は神=比喩的な意味合いだと思っていたのだけれど、こちらも神=ファンタジー要素としての作品でした。神=比喩ってのは、人や物事を評価するときに使う言葉としての「神」です。「あの曲マジ神!」とか「オタクの神!」なんて散見されるでしょ。それそれ。てっきり「ひきこもりを極めてるから神」なのだと思ってたけど、違ったって話。

内容は、生来、人間離れした特異で強靭な身体を持っていたことから「ヒーロー」まがいなことをして活躍した主人公が、「普通の人間として生活する」との意思を胸に高校進学を契機に寮生活をすることになったのだけれど、その先住民がみんな異なる分野での「神」で、そもそもが生活することになった土地がそうした奇々怪々の種族が人間と共存する場所だったのだけれども――という感じ。ほんとあらすじ下手くそだな。

なんだろうな。正直、上記した設定だけだと苦手な分野だったから「これ最後まで読む気維持できるかな」なんて懸念してたんですけど、杞憂に終わりました。苦手な理由っていうのはハードSFとかと一緒なんだけど、説明がね、クドいというか、ややこしいと抵抗あるよね。神々は云々とか鬱陶しいと想像したんだけど、この作品はさっぱりとしていながら破綻のない説明で、把握しやすいから良し。

いやー。

普通におもしろかった。文章力高いのか非常に読みやすいし、ストーリーはしっかり起伏があった上で二転三転するし、叙述が入り混じっていながら伏線をしっかり回収してるし、なにより人間ドラマがしっかり描かれてる。主人公がしっかり成長してる、というか、まあそこは読んでほしいんだけど。オススメだね。

Unlimitedで最終巻まで読めるから、読んじゃいたいけど………………。

うん。おもしろかった。グイグイ読ませるよ。

 

 

 

「うちの姉ちゃんが最恐の貧乏神なのは問題だろうか」を読み終えたときもそうだったけど、完全現実世界でのラブコメを予定していても、ローファンタジーの魅力的な作品に出合うと揺らぐよね。

じゃあそうした作品読まなきゃいいじゃないですかー、って話なんだけど、ほんと無作為だから、そもそもがあらすじ読んでから読む作品を決めてるわけじゃないんだよね。タイトルと表紙から勝手に想像して……ってなんの話や。

 

 

 

 ・友人キャラは大変ですか? / 伊達康

友人キャラは大変ですか? (ガガガ文庫)

友人キャラは大変ですか? (ガガガ文庫)

 

 タイトルに「神」も入ってないし、表紙の雰囲気からしても完全な現実世界でのお話かと思ったら、これまたローファンタジー物の小説でした。

人として生まれた以上「主人公のような存在」に憧れていた主人公だったのだけれど、とある出来事を契機に端役ないし脇役の魅力・存在意義に価値を見いだし、率先して引き立て役に徹する生き方をするようになって数年。高校に進学して出会ったのはこれ以上ない「主人公キャラ」だった。なんか異能使ってなんか悪役を倒してて、なんか眉目秀麗でなんか数人のヒロインキャラがいて、俺はこの主人公キャラの友人キャラとして役割を果たさなければならないッてストーリー。

「助演」の素晴らしさにとにかく命をかけている主人公なわけですが、共感できる点が非常に多いんですよね。そもそもが、人生ってそんなものじゃないのかなと。誰しもが子供のころは「自分って特別な存在なのかも」みたいな誤った思考をもちがちですけど、それは成長と共に「あれ、むしろ愚鈍じゃね?」に軌道修正されていくわけで。一方で、本当にフィクションの主人公みたいな活躍をする人物もいたりするわけで。

だからまあ「自分が特別でない存在」だと自覚している思考で「主人公のように活躍する人物」の栄光を目の当たりにしているわけですから、そりゃ感情も寄り添えるなって話。

正直なことを言ってしまえば周囲のキャラクターはなかなかにテンプレのような薄味なんですけど、それすらも主人公の熱量ある思考によって補われてるんですよね。狙ってやっていたのだしたらすごい。

なんかありそうでなかった設定だよなー。

とりあえず、おもしろかったです。ギャグも個人的にツボ。

これも続編読みたいね。こちらは2巻以降がUnlimited対象じゃないからお金払わないといけないけど。

うん。楽しめました。

 

 

 

 

いやはや。

なんだか「なにを読んでもおもしろいと感じる」期間にいる気がしてきた。

いや、実際いおもしろいと感じてるんだけど、不安にもなってくる。

逆に「なにを読んでもつまらないと感じる」期間もあるんですけどね。

一度味わったことのある作品は例外として。

んー。感受性に限った躁鬱かなにかな? 

以前からこういう精神状態のときってあるんですよね。極まれに。

どこかの記事で書いた「暗殺教室」のときもそうだったんだろうね。うーん、謎。

 

 

 

 

 

 ・恋愛経験ゼロですけど、私を選んでくれますか? / 猫又ぬこ

 普通にラブコメ検索してたら出てきた作品で、なんとなく読んでみた。

思考こそオタクっぽいというか普通にラノベ主人公なんだけど、意識して言動をクール系にしている主人公が主役で、とある休日に出会った3人の女の子がみんな同じ高校の先輩後輩、且つ「お姫様研究部」とかいう少女漫画の世界に憧れた一風変わった女の子であることが判明。まあ、そんな主人公に「昨日はありがとうございました。略。付き合ってください」なんてラブレターが2通届いて、ともに件の「お嬢様研究部で待っています」と書きとめられていたのだけれど、部員は3名いて、いったいラブレターをくれたのは誰なの? って感じのストーリー。ほんとあらすじ下手くそか。

で、感想なんだけど。

うーん。

基本的には一作品読み終えたら内容を忘れないうちにとブログの記事編集で簡単に感想を書いてから次の作品に触れるようにしてるんですね。だからまさに「なんでもおもしろいと感じる期間」になったのかと危惧してから読んだのがこの作品なわけなんですけど、うん、安心した。

主人公にしてもヒロイン候補3人にしても、基本的に頭がおかしい。

個性を持たせようとして特長を持たせたんだろうけど、それが極端すぎて違和感がすぎるというか、読んでで魅力を感じることはなかったかな。

本筋のストーリーにしてもあんまりおもしろいとは感じられなかったかなー。

まだ2巻刊行されてないんですけど、結局のところラブレターを出した2人っていうのも明かされてなくて、かといって3人のうちの誰かと発展したとか嫉妬によるドタバタが描かれているわけでもなくて。

うーん。よくわからなかったかな。

刊行時期からしてまだ売り上げ不振による打ち切りとかってこともないんだろうけど、続きが出ても読むことはないかな。

 

 

 

 

 

 ・これは学園ラブコメです。 / 草野原々

これは学園ラブコメです。 (ガガガ文庫)

これは学園ラブコメです。 (ガガガ文庫)

 

見てわかる。タイトルに「ラブコメ」が入っているからと読んだ作品ですね。

内容としては……なんて言ったらいいのかな。非常に難しい。分類としてはこれ以上ないくらいのメタフィクション小説で、 主人公の前に現れた少女が「私があなたを主人公としたラブコメを書いている作者なの」みたいなことを言い放ち、主人公の行動によってラブコメ強度なるものが影響を受け、その少女の意図とは異なるジャンルに物語が浸食され、都度、軌道修正を図ることになって………って感じ。〈編集者〉なる存在も出てくるんだけど、なんだろうなー。自分で書いててもわからんわ。下手なのも大いに影響してるけどさ。

序盤はそれなりに「おもしろそうかな?」と感じたのだけれど、まあ主人公が死ぬんですよ。序盤で。で、死後の世界みたいなところで件の少女(作者)が現れて「あなたのヒロインは○○よ! だから云々~~」で生き返って、その少女の意図するラブコメを描くために主人公が行動するみたいな展開になるんだけど、そこからがもうね。

なにがおもしろいのコレ。

そう思いながら読み進めた。読むのやめようと思ったけど、なんとか斜め読みでとりあえずは最後まで読破。うん、それでも感想は変わらない。

なにがおもしろいのコレ。

物語上仕方ないのかもしれんけど展開が場当たり的だし説明も言動もいちいち冗長だし、そもそもがキャラクターに魅力がないから冗長になられても苦痛でしかないわけで。

もうほんと、なにがおもしろいのコレ。

でもやっぱり安心。「なんでもおもしろいと感じる期間」ではなかったです。

そういう意味ではこのタイミングで読めてよかったかな。

 

 

 

 特筆すべき内容がないよう。

 

 

ではっ。
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『講談社ラノベ文庫大賞』は完全に断念した。

仕事中に破裂音が響いたのですが、とっさに私の口から出た言葉は「え、スパンキング?」でした。

素直で真面目なキャラで通しているので(自分の中では)、同僚には心底驚かれました。

「え、いまなんて?」の質問に「なにも言ってませんけど」で強引に無理矢理に遮二無二に押し通したよね。

 

 

 

 

どうも、茶色です。

 

 

表題のとおりです。

講談社ラノベ文庫大賞」は完全に断念しました。

理由はいくつかあるわけですが、最たる理由を挙げるとするならば単純明快。

 

間に合わない。間に合うようなネタがない。

 

おいおいやっぱり結局「いつもの展開」じゃん、てな心境なんですけど、GA文庫考えてます。

講談社ラノベ文庫大賞 5/10

GA文庫大賞  5/31 

 こっちだったら間に合うかなーと。

あとは何度か言っている「レーベルの色」的なものが、個人的にはGAのほうが合致するかなっていう希望的観測。

 

考えているのはやっぱりラブコメですかねー。

いまいちパッとしないんですけどね……いまのところ。

 

基本的に何者かの「死」でもってオチをつける性質なんで、シリーズを前提としない1巻完結でのラブコメってほんと難しい。

どうしたらいいのか、皆目見当がつかない。

 

だからこそ半ば無作為に読み漁っているわけなんですが、どうなるのやら。

 

 

そんなこんなで、この二日で読んだ小説。

 

 

 ・先生とそのお布団 / 石川博品

先生とそのお布団 (ガガガ文庫)

先生とそのお布団 (ガガガ文庫)

 

 表紙の雰囲気が良し、あらすじも興味が惹かれるし、イラストを担当されているのが好きなエナミカツミさんだし、元々石川博品さんは「ヴァンパイア・サマータイム」を読んでからほかの作品を読んでみたいと思ってた等々の理由でいつか読もうと思いながらも買ってすらいなかった作品なんですが、このたびUnlimitedの対象になっていたのでこれはいま読むしかないなとポチりました。

ちょうど読書するだけのモチベーションがある状態ですし。

内容は、売れない作家である主人公と人語が話せる相方の先生(猫)による、著者本人である石川博品さんの自伝的小説、だと思う。

新人賞を受賞して作家としてデビューしたものの、売り上げが悪く打ち切り。新作の企画を考えては何度も何度も没をくらい、プロットが通って出版が決まり、苦労しながら書き上げたと思ったら不条理な形で反故にされたり、念願の新企画もよくわからん理由によって締切が縮められて「著者校正」を飛ばしての出版。不本意な形で世に出すことになってしまって懊悩し、結果それも売り上げ不振の打ち切り……。

デビューさせてくれた恩はあっても没に没じゃ話にならないと別の出版社に営業をかけたり、書き上げた原稿がもったいないからと同人誌として販売してみたら商業本としての話が進んだり、担当のイラストレーターに恋をしたと思ったらあっさりと振られたり……。

とりあえず、言えることは二つ。

一、表紙の女の子とのイチャラブはないということ。

二、ペットとの死別を経験したことある人は間違いなく泣く。

こないだ読んだ「エロマンガ先生」しかり、ラノベ作家による小説家を職業とした登場人物ないし主人公の小説っていうのは数多あると思うんですが、この作品は「売れない作家の人生」っていうのが非常に生々しく描かれてると思う。作中の主人公が書いてる作品って、まさに「石川博品」と一緒なんですよね。全部かどうかは知らないし、読んだことないから知らないのだけれど、検索してみると一緒で。

うーん、ほんと生々しくていろいろと考えさせられるね。

そして、物語としても普通におもしろい。オススメです。

作家志望の人は特に読んでみたらいいんじゃないかな。

「どうして小説を書くのか?」みたいな部分に、響くと思われる。

 

ちなみにこの文中に出した同作者の「ヴァンパイア・サマータイム」ですが、昼は人間・夜は吸血鬼といった具合で「吸血鬼」の存在が日常に浸透している世界での、夜間学部の吸血鬼ヒロインと、昼間学部の純人間主人公によって描かれる非常に甘酸っぱい青春恋愛物語です。学生に戻りたくなること必至。これもオススメです。

ヴァンパイア・サマータイム (ファミ通文庫)
 

 

 

 

 

 ・異能バトルは日常系のなかで / 望公太

異能バトルは日常系のなかで (GA文庫)

異能バトルは日常系のなかで (GA文庫)

 

 重度の厨二病でありそれを隠すことなく示威する主人公が本当に異能に目覚めたってストーリー。彼の所属する文芸部の部員全員が異能に目覚めたのだけれど、タイトルの「異能バトル」に食指を動かされた人は肩透かしを食らうような内容。後半の「日常系のなかで」に重きが置かれている印象ですね。けれども通して「異能バトルは日常系のなかで」と捉えると、なるほど間違ってはないなって感じの内容だったりもする。

まあ、まず間違いなく言えることは「厨二病の思考」が許容できなかったら凄絶につまらないと思う。

重度の厨二病である主人公の一人称視点で語られるわけなんですけど、そりゃ一人称ですから当然の如く思考が垂れ流しなわけです。それも前述のとおり「重度の厨二病の思考」が。「呪われし俺の右腕が疼く……」っていうノリが大丈夫な人は楽しめるでしょうね。

あとは……若干のテーマ迷子感があった。売り方としてそこを重要視してないのはなんとなく感じるんですけど、「異能」要素はオマケにしか見えなく、「人間ドラマ」も曖昧というか。いや、日常の描写はとてもおもしろいけど。

ただ、いくらでもシリアスに転換できそうな雰囲気満載なので興味深かったりはする。

明らかにシリーズ前提とした伏線ばりばり落ちてますし。読むかどうかはわからないけど。

とりあえず「アニメ見れば充分。というか原作ヒドッ」って評価が散見されてるみたいなので、興味ある人はそっちでもいいかもしれませんね。

 

 

 

 

 ・ラブコメは禁止ですの! / 一柳凪

ラブコメ禁止ですの! (ガガガ文庫)

ラブコメ禁止ですの! (ガガガ文庫)

 

ブコメ勉強云々言ってるときに見つけたこのタイトル。読むしかないでしょう。

ものすごい簡単なジャンル分けに分類すると、いわゆるハーレム物になるのかな。 

ブコメに命を救われ、ありとあらゆるラブコメを堪能してきた主人公が努力して努力して入学した学校は「ラブコメ的日常が禁止」されていた。おまけに入学早々、女の子とぶつかってパンモロを体験してしまった主人公は校則違反として懲罰房にぶちこまれて……というストーリー。ほとんど公式と同じ内容だな。

まあこの学園の実権を握っているのが生徒会長であり理事も務める女の子なんですが、その子を籠絡させてラブコメを容認させるために奮闘する、っていうのが大筋かな。

テンプレ的ツンデレが好きな人は、読んでみてもいいかもね。

あとはポイントシステムが「よう実」ぽかったね。どっちが先なんだろ。

 

 

 

 ・クズがみるみるそれなりになる「カマタリさん式」モテ入門 / 石川博品

流れで石川博品さんのほかの作品を読もうと思ったところ、このタイトルもUnlimited対象だったので、ポチッてみた。 

内容としては、二十七世紀からやってきた少女が主人公に「キング・オブ・クズであるあなたに世界を救ってほしい」と言ってくるところから始まるんですが、その方法とは美少女三姉妹を恋愛の意味で攻略するというもの。要はこの三姉妹が将来結婚する相手との云々で世界がとんでもないことになるから、キング・オブ・クズである主人公とくっつくことで未来を変えてほしい、ってことですね。

正直、ギャグは非常に好みが分かれると思う。そこが受け付けられなかったら読み進めるのが苦痛かもしれない。

でも、私は言いたい。

最後まで読んでほしい、と。

まあ微笑ましいイチャラブが見たくないっていう人は断念してもいいけどね。ヴァンパイア・サマータイムしかり、この作者は「微笑ましいイチャラブ」を描くのが非常にうまいですね。反則的だ。 

 注意する点としては、一時期のラノベに流行していたフォントの弄りが入ってます。強調したい部分だけ「フォント大」の「太字」みたいな。私、そういうの嫌いなんですよね。amazonレビューでも同意見の方がいて、これは作者の意向なのかどうかというのを調べたそうなんですが、作者は嫌がったけど編集部の意向でそうなってしまったのだそう。

うーん、かわいそうですね。けれど商業本となると、やはり編集との折り合いは生じてしかるべき問題なんだろうな。フォント弄りしかり、やけに説明っぽい長文タイトルも作者不本意編集の意向みたいな話も聞いたことあるし。

なんか脱線したな。

結論、ギャグは好み別れるだろうけど、イチャラブ微笑ましくおもしろかった、です。

 

 

 

 ・ラブコメ圏外 / 内堀優一

ラブコメ圏外 (HJ文庫)

ラブコメ圏外 (HJ文庫)

 

 タイトルに「ラブコメ」の文字が入ってるだけで読んでみようと思った作品。

伝説のオタ芸親子某の息子である主人公と元毒舌子役声優の女の子が、互いに過去を隠して「普通の高校生デビュー」を目論んでいたのだけれど、ひょんなことからお互いの素性を知って協力し合うことに。そして「普通の高校生ってなんだろね?」から「ラブコメをするのが普通の高校生」との結論に至って、目標達成のためにもラブコメしようと奮励努力するのがこの作品の大まかなストーリー。

なんというか「先生とそのお布団」を読んで間もないこともあるのだろうけど、この作品、明らかにシリーズ化を前提とした雰囲気が満載にも関わらず続刊がないのは「あっ、ぜんぜん売れなかったんだな……」って哀愁を感じさせてやまない。

読んでみた感想としては……つまらないことはないって感じかな。

HJ文庫じゃなかったら2巻ないし3巻くらいまでは刊行させてもらえたんじゃないかなとは思う。知らんけど。

 

 

うん。断念した影響かしらんけど、思いのほか読んでたな。

作品の文章量とかも関係してるとは思うけど。

 講談社ラノベ文庫大賞からGAにシフトして時間的余裕ができたから、とりあえずはがっつり読むと思います。

 

 

さて。

 

言っておきたかったこと。

 

 

いつも読んだ作品のAmazonリンクを貼付してるけど、別段、アフィリエイト登録しているわけではないのでご安心を(?)。

 

 

 

ではっ。
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